竹簾

レミングハウスの外構では「as it is」や「上総の家」にて、地元の素材の「竹簾」をフェンス(塀)にしています。「まるがやつ蔵」も同じ地元の房総にあるので、竹簾でフェンスをつくる事にしました。竹簾は農業用資材です。お正月飾りに使う「千両」栽培にて、センリョウを浜風と直射日光から守るために竹で割いて編んだ特殊な簾で囲います。その簾を編んでくれるところが、大多喜にあり、地場産の竹材による塀となりました。そして、この竹簾をまるがやつを運営する「人と古民家」のスタッフ平田さんと一緒に取付をしました。「人と古民家」を立ち上げた牧野嶋さんも平田さんも中村先生の教え子。このまるがやつ蔵は恩師と教え子チームでの古民家継承の事例をつくっているところが面白いプロジェクトです。さて、竹簾の取付は考えていたよりも力仕事でしたが、平田さんが力持ちで、とても頼りになりました。現場では大工さん左官屋さん設備屋さん電気屋さんに加えて、今回竹簾フェンス工事の指導役と植栽工事を担ってくれた庭師さんが参加し大賑わいの現場でした。小さい現場で譲りあいながら協力してくれた皆さまに感謝です。

風呂桶を搬入し、竹簾フェンスで囲われ、風呂小屋もカタチになってきて一安心です。 植栽はコグマササと枝垂れ桜を植えました。

古建具のお引越し

まるがやつ蔵では風呂小屋を増築中ですが、「新しい小屋には古い建具を使おう」と中村さん。「桜花園葉山」へ古建具を見立ててもらいに行きました。お店には所狭しと、解体された古民家などから集められた古材や古建具、古道具などが沢山ならんでいます。古建具は大きさや種類がラベリングされていて、定員さんにサイズ用途欲しいデザインなどを伝えると数ある中から、次々とお勧めを見せてくれます。私がもし一人で選んでいたら、きっと、これ!というものを決められず迷ってしまうところですが、中村さんはささっと風呂小屋に合う建具を決めてくれました。

「桜花園 葉山」の入口の佇まい。しっとりとした雰囲気の木のトンネル道を抜けると古建具などが並ぶお店へ。
選んだ古建具をまるがやつ蔵へ運び、大工さん建具屋さんとこれらの建具を納める枠の打合せを行いました。
アウトドアリビング(テラス)には 七輪キッチンをしつらえました。

小さな上棟

まるがやつ蔵へ風呂小屋建て方に立ち会ってきました。構造材は地場材で、大工さんの刻みによる小さな小屋です。手運びで脚立による足場だけで可愛い小屋が上棟しました。

多喜にあるまるがやつ蔵まで電車で行きました。外房線大原駅でいすみ鉄道へ乗換て、鉄道の旅です。のどかな風景の中を走るいすみ鉄道の旅もおすすめです。

大原駅では乗換時間がかなりありますので、早めのお昼ご飯を駅前の定食屋さん「ふじや」にて。創業昭和元年。キスフライ定食はなかなかおいしく、他のお客さんが食べていたアジのなめろう定食も今度試したいです。

museum as it is へ 

大多喜にある古民家の宿 まるがやつKURAでアウトドアリビング工事の次は風呂小屋工事が始まります。大多喜とas it isは車で30分ほどの近さなので、施工を担ってくれる高師工務店の高師さんと一緒に訪れました。落ち着く居心地の良い場所です。

museum as it is

まるがやつ蔵でテレワーク

まるがやつ蔵の食卓にて

大多喜にある一棟貸の宿 まるがやつKURA でリモートワークも可能です。厚い土壁に囲まれた静かな空間をもつ宿です。これから外部での暮らしも豊にするアウトドアリビングと風呂小屋の計画があります。今日は現地説明にきました。