盛岡再訪

恩師 中村好文先生に「モリオカえほんの森保育園」を案内できる事になり、園児たちが生活している光景を見れるという嬉しさも合わさって盛岡を再訪しました。

写真では載せていませんが、ほふく室の赤ちゃんたちがつかまり立ちで園庭を眺める事ができるといいなと思い設置した廊下越しの窓に、意図通りにつかまり立ちで出迎えてくれて嬉しかったです。
森の中を通りぬけるように玄関ホールを設けた。 靴箱は岩手県産の胡桃材。
食堂ホールから給食室で調理する様子を見る事ができる。
食堂ホールの中央に配置されたイングルヌック 火を眺める事を子どもたちに体験してもらえる特別な場所にであるこのイングルヌックの壁にデザイナーの皆川明さんに絵を描いてもらいました。その事を提案してくれたのが中村好文先生です。森の中に動物が描かれています。

モリオカえほんの森保育園

盛岡の保育園は「モリオカえほんの森保育園」となりました。この仕事は私が建築を学んだ宮脇檀先生が創った日大の「居住空間デザインコース」での同窓の双子建築家 atelier meie 木村暁さんと木村彩さんの出身の盛岡での仕事です。今回はそのサポート役として設計監理に参加しました。彼女たちとは、恩師の中村好文先生のレミングハウスの仕事で再会しました。保育園は子どもたちにとっての家です。手触り良いディテールをもつ家具や建具、素材選びなど恩師から学んだことを十分に発揮できたと思います。

園庭木フェンス越しに園舎をみる
玄関へはスロープのアプローチをもつ
食堂ホール 南部赤松の太鼓梁 奥に保育室とは可動間仕切りで仕切る 写真は開いている状態
保育室 年齢別のゾーンは家具間仕切りで緩やかに 家具のカウンター材は赤松の剥ぎ板
乳児室 中央は間仕切り家具 左断部は手洗いシンクで赤ちゃんたちが蛇口で遊ばないように隠すこともできる仕掛けをもつ
食堂ホールにはイングルヌック 盛岡の寒い冬は薪ストーブで温まる。子どもたちが中に入らないような引き戸も設置してある。 左手のカウンター奥は厨房があり、家庭での台所のように野菜を刻む音、魚を焼く匂いなどを感じながら食事の時間を待つ楽しみを子どもたちへ届ける。