恩師 中村好文先生に「モリオカえほんの森保育園」を案内できる事になり、園児たちが生活している光景を見れるという嬉しさも合わさって盛岡を再訪しました。




恩師 中村好文先生に「モリオカえほんの森保育園」を案内できる事になり、園児たちが生活している光景を見れるという嬉しさも合わさって盛岡を再訪しました。
盛岡の保育園は「モリオカえほんの森保育園」となりました。この仕事は私が建築を学んだ宮脇檀先生が創った日大の「居住空間デザインコース」での同窓の双子建築家 atelier meie 木村暁さんと木村彩さんの出身の盛岡での仕事です。今回はそのサポート役として設計監理に参加しました。彼女たちとは、恩師の中村好文先生のレミングハウスの仕事で再会しました。保育園は子どもたちにとっての家です。手触り良いディテールをもつ家具や建具、素材選びなど恩師から学んだことを十分に発揮できたと思います。
確認検査機関による完了検査は無事合格し、あとは消防検査と家具工事と外構工事のラストスパートです。8月からの追い上げ力がすごいです。施工者チームのおかげでここまで来ることができました。
盛岡にて建築中の保育園の現場は、厳しい工期にもかかわらず、オーダーメード建具に家具に細部では子どもたちに優しい手触りを求めたディテールに、盛沢山の手仕事があります。詳細図を描いて打合せをすると、いつも期待以上の仕上がりで応えてくれる素晴らしい監督と職人集団のチームで仕事をしてくれています。追い込みの現場でも笑顔で仕事してくれる職人さんたちに感謝しかありません。今回の現場では園庭など外構工事の着手前打合せを行いました。完了検査まであと2週間!詳細図描きもラストスパート。
広い現場ですが、10月開園にむけて10人以上の大工さんがそれぞれの持ち場で頑張ってくれている現場です。今回は内部の木建具打合を半日かけて行いました。保育園という事で気に掛ける納まりが盛りだくさんの中、待機児童対策もあり工期厳守でドキドキです。そんな中でも、下地仕事でも芸術的に丁寧できれいに施工してくれる大工さんの技術に脱帽!
保育園の現場は広い(住宅と比べ) 平屋で60人定員なので保育園としては少人数です。
保育園の現場がはじまり、3月に木材加工場へ訪れて間もなくコロナ禍へ。緊急事態宣言により配筋検査はリモートで行いました。現場との図面応答はメールや電話で可能ですが、何より残念だったのは建方に立ち会うことができなかった事です。atelier meieでは彩さんが盛岡のご実家へ建て方の前から待機して上棟に立ち会っていますので、現場からレポートをもらい建て方の様子を伺う事はできました。そして緊急事態宣言も明けたので感染対策をして上棟後初の現場へ行ってくることができました。
盛岡の保育園では岩手県産材による構造材で組む。化粧材の加工をみたり、着手時の様々な打合せをしに加工場へ行きました。現場では基礎工事が進行中です。
盛岡にて計画中の保育園の敷地へ配置確認にいきました。工事入札により施工業者は、地元岩手県産無垢材を扱う杢創舎にきまりました。いよいよ始まります。とはいっても盛岡の冬は基礎工事には厳しいので冬の間は様々な工事準備期間です。敷地は地元の団体が苗から育ててきたどんぐりの森の中。少し手を加えて保育園の敷地のある中央公園全体へひろげていく予定です。保育園を含む中央公園の事業のランドスケープデザインは(株)キタバランドスケープによる。
縁あって同窓の双子建築家と彼女たちの故郷の盛岡で 保育園建築の仕事を手伝う事になり、敷地を見に盛岡へ