私は日大で 宮脇檀 先生が率いて、実践で活躍している建築家の先生方に直接教えてもらう贅沢なコースで建築を学びました。その居住空間デザインコースが 早25周年。今は宮脇先生の後を当時は講師だった中村好文先生が継いでいます。活躍している先生先輩同期後輩に刺激をもらいました。
少し前に 中村好文先生の講演会も行き、住宅の設計の考え方、学生時代に学んだ気持ちを思い出し、新刊も含め家の本棚からまた読み返す本たち。
「中村好文 普通の住宅 」 私はこの本の普通がしっくりくるのですが、世の中の普通がハウスメーカーだとか、決められたパターンの部屋数確保が条件の建売住宅の数々・・・・。普通がさすイメージにまだ多数派と違いが大きいと感じます。
本の中で スウェーデン語 に「普通でちょうどいい」という肯定的なほめ言葉 「Enkel」 という言葉があるそうで、私も子育て世代 等身大の感覚で Enkel な住宅を建てる お手伝いができたら嬉しいなと 思っています。