道路からの外観
【写真1】外観

既存の建物を活かし増築リノベーション

 既存の自動車車庫を利用して一部を増築し、犬の一時あずかり、シャンプ-、トリミングを行う店舗をつくるという計画です。
 周辺には緑豊かな山々が広がり、また既存増改築という性格上、敷地には立派な樹木が育っているので、それらの風景を損なわないような建築を目指しました。
 限られた予算の中でも、手頃で扱いやすい新建材を安易に選択せずに、なるべく自然の材料を使用し、年月を経るごとに風合が増してゆくようなものを意図して、建主、大工の棟梁を交えて検討し、外壁全面と内部天井を板張りにする事にしました【写真1~4】。
 板の肌合を生かすために、UVカット機能を持った、白木用保護塗料を使用しています。また、ペアガラス、壁天井断熱はもちろん床の土間コンクリート下にも断熱材を施工し夜間電力利用の蓄熱暖房が効果的に働くようにしています。

道路からの外観
【写真2】道路からの外観
道路からの外観
【写真4】出入口外観
道路からの外観
【写真3】道路からの外観

断熱はしっかりと

 内部は受付、預かりスペース、トリミングシャンプールーム、倉庫、トイレがあるという構成です。冬の寒さの厳しさを考慮して開口部はペアガラスサッシ、さらに内側にガラス戸を設け断熱性能を高めました【写真5,6】。
 受付横のガラススリットから中の様子はのぞけるようになっていますが、ペット同士がむやみに興奮しないように受付と預かりスペースは建具で間仕切れるようになっています【写真7】。

道路からの外観
【写真7】受付
道路からの外観
【写真5】受付から預かりスペースを見る
道路からの外観
【写真6】預かりスペース
道路からの外観
【写真8】シャンプー
道路からの外観
【写真9】トリミングスペース

トリミングシャンプースペース

 トリミングスペースは簡単に排水をとるため、既存床を生かしながらグレーチングなどを設けずに床を一段下げました【写真9】。
 設置するシャンプー浴槽の寸法に合わせてスペースを計画しました【写真9】。